ヘデラを育ててみよう

ヘデラは、比較的環境に順応しやすい植物です。少々水やりを忘れていても、すぐに枯れてしまうこ
とはありません。屋内、屋外どちらでも育てることができます。
長く伸びすぎてきたら、適当なところでカットしてもそこからまた新根が出てきます。
針金などで好きな形を作り、ヘデラを誘引してやれば、オリジナルなトピアリーが出来ます。


水やり


ヘデラは比較的乾燥には強い植物です。水やりは鉢植えの場合は、用土の表面が
乾いてきたら鉢底からしみでる程度与えてください。受け皿を使う場合、皿の中に
水をためないようにしてください。
ヘデラはあまり水をかけすぎると、根腐れを起こし株を傷めることになります。
よく何日ぐらいの間隔で水をやったらいいか聞かれますが、用土や置かれている場所
など色々なのでヘデラの様子を見ておこなってください。

置く場所


ヘデラは非常に強い植物と言われますが、ヘデラも生き物です日の光も必要ですし、
株の中を風を通してやることも必要です。冬はガラス越しに日の当たるような所、夏は
カーテン越しに日の当たるような所になるべく置いていただきたい。
屋外におく場合は、現在園芸店などで売られているヘデラのほとんどが、温室内で
育てられ出荷されたものです。夏は日陰に置いて徐々に慣らしてください。冬は屋内に
置いておき春暖かくなってから屋外に出したほうが良いと思います。

肥料


肥料は、園芸店などで手に入る固形の化成肥料(窒素10・燐酸10・カリ10程度)で
かまいません。おく量はその肥料の説明に記載された分量より少し少なめでいいと
思います。3ヶ月から4ヶ月に一度施肥します。

管理


ヘデラがあまり伸びすぎてきたら適当な所でカットして下さい。
株元が混みすぎてくると、夏場に蒸れやすくなるので、中のほうを少しもとの方から
カットしやり風とうしを良くして下さい。
植え替える場合、市販の観葉植物用の用土でいいです。鉢を変える場合2サイズぐらい
大きな鉢のほうが良いと思います。
鉢底に大き目の赤玉土を入れ用土を少しいれ、植え替える苗をポットから抜き軽く手で
ほぐしてやり用意した鉢に入れ、周りに用土を入れて軽く押さえて水をたっぷりとかけます。
植え替え後の施肥は、2週間ぐらいたってから鉢サイズにあった量を2ヶ所ぐらいに分けて
置きます。